抗菌・抗ウィルス性を有するシリカ系コーティング剤
TOP NOBAC Pro
日本の抗菌市場は、1980年代の繊維製品への抗菌防臭加工から始まり、1996年の集団食中毒事件をきっかけに拡大を続けてきました。さらに、新型コロナウィルスの影響でその需要は急成長し、表面処理関連部門においては、手すり、ドアなどの住設機器、キッチン、バス・トイレ用品、家電製品などの分野で抗菌・抗ウィルス加工が施された製品が求められています。新製品のTOP NOBAC Pro FRGは、SIAA（抗菌製品技術協議会）の登録加工製品です。
特長・仕様
金属やセラミックス上にTOP NOBAC Pro を塗布し、約100℃で乾燥すると、5~20μmのシリカ系コーティング皮膜が得られます。この皮膜は高い透明性を有していることから、下地素材の質感を損なうことなく、抗菌性・抗ウィルス性を付与できます。
黄色ブドウ球菌および大腸菌に対する抗菌活性値（JIS Z 2801）およびA型インフルエンザウィルスに対する抗ウィルス活性値（ISO 21702）は、いずれも4.0以上（2.0以上を効果ありとみなす）であり、高い抗菌性および抗ウィルス性を示します。また、専用の顔料分散剤を配合して施工することで、青や赤などお好みの色調が得られます。
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